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懐かしい電話 岩惣にある古き良き物達①

2024年01月26日
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各部屋に設置している電話は、今では珍しいダイヤルを回す式の電話です。

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館内にある電話は緑色ですが「黒電話」でおなじみの電話です。

子どもたちからは「ちびまる子ちゃんに出てくる電話」と言われ喜ばれています。

 

今回はこの電話について掘り下げていきます。

実はこの電話、600型電話機といわれるもので、1963年(昭和38年)日本電信電話公社(現NTT)によって制式化され、提供が開始されたもので、当館のものは600-A型卓上電話機といわれるものです。新館が建設された1981年(昭和56年)に当時最新鋭だったNEC製のこの電話機を全館入れ替えたものです。当時としては黒電話でないこの色もおしゃれに映ったものではないでしょうか。

この電話機、この型番になって初めて本体と送受話器の線がカール線になったものとしても有名で、それまではストレート線だったことを考えると画期的だったといわれています。

また、この電話機の底にベルの音量調整がついています。当時はまだベルが本体の中でおわん型の金属を実際にたたいて鳴らしていた(目覚まし時計のベルが本体に組み込まれていたようなもの)ものから、チャイム等に使用される平面の金属板になったのが特徴的で、これを鳴動装置と一体化した樹脂製の棒で打つので、それまでの600型とは明らかに音色が違って聞こえるのも人気だったようです。

お客様の中には、わざわざ外線から電話をかけてきてこの音色を楽しむ方もいらっしゃるくらいです。

 

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本館

今や家族個人別に携帯・スマホを持つようになり、家庭に固定電話を置くこと自体が少なくなってきています。こういった電話機自体が子供達には珍しく映るのかもしれません。

岩惣で、古き良き日本の時代を味わいませんか。

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