岩惣のもみぢ饅頭
- 2024年04月24日
- ブログ
HP岩惣では客室にもみぢ饅頭をご用意してお待ちいたしております。
ウエルカムドリンクならぬウエルカムもみぢ饅頭ですね。
当館のもみぢ饅頭には深いお話があります。ここでは敢えて「もみじ饅頭」ではなく「もみぢ饅頭」で表記します。
所説ありますが、伊藤博文公は幾度となく宮島に訪れていたそうです。
その際に娘さんの可愛いらしい手をみて「もみじのような手だね」とお言葉を残されたそう。
当時の当館女将が「お客様へ差し上げるお菓子は何が良いかしら?」と考え、高津堂の和菓子職人高津常助氏に相談をしたんだとか。
そして試行錯誤の末、現在のもみぢ饅頭の原型となる「紅葉形焼饅頭」が明治39年に完成し販売スタート。この瞬間こそが、広島銘菓 もみぢ饅頭 の誕生でした。そして、明治43年に高津常助氏は特許庁より「紅葉形焼饅頭」を取得します。
(高津堂HPより転用)
宮島には約20店舗のもみぢ饅頭ショップがあります。
味や召し上がり方もバラエティに富んでいて、「揚げもみぢ饅頭」も幅広い年代の方に好まれています。
当館ではお客様にもみぢ饅頭(こしあん)を召し上がっていただいているのですが、「おいしい」とのお声を頂戴するととても嬉しいです。
当館には連日、海外からのお客様も多くいらっしゃいます。
もみぢ饅頭をお出しするときは「楓の葉を形どったお菓子です」と説明をすると大変興味深く聞いてくださいます。
もみぢ饅頭は味はもちろんのこと、見た目も可愛らしいので世界中の方々から長年愛されているお菓子なのですね。
【参照HP】
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