弥山おすすめ登山ルートのご紹介
- 2024年04月13日
- ブログ
弥山の新緑が美しい季節になってきました。
宮島は紅葉や桜が有名ですが、新緑の宮島は当館スタッフの一押しの季節です。
今回は、見どころ満載の弥山のおすすめ登山ルートを紹介します。
弥山(みせん)とは
弥山とは、厳島神社の裏側にある標高535メートルの山です。
厳島神社とともに1996年に世界遺産に登録されました。
山頂からは瀬戸内海の美しい景色を眺めることができます。
804年に唐から帰国後の空海が宮島に渡り弥山を開山しました。空海が弥山で護摩行を行った際の火が、今でも弥山山頂付近にある霊火堂で「消えずの火」として守り継がれています。
おすすめ登山ルート
弥山には登山道がたくさんあります。
中でも多くの人々に知られているのは「紅葉谷コース」「大聖院コース」「大元コース」の3つです。
体力に自信のない方は紅葉谷駅からロープウェイを利用しよう
獅子岩駅から弥山山頂まで徒歩およそ30分です。
弥山山頂周辺の弥山本堂や霊火堂などをしっかり見てまわると合計で約1時間から1時間半かかります。
山道ですのでスニーカーなどの歩きやすい靴でのハイキングをおすすめします。
ロープウェイを利用しての登山|観光・登山モデルコース|一般社団法人宮島観光協会 (miyajima.or.jp)
しっかり登山を楽しみたい方には「大聖院コース」から登って「もみじ谷コース」を降りよう
大聖院コースは大聖院の入り口の横から弥山へ登っていくコースです。このコースから始めることで行きと帰りで異なった景色を楽しめます。もし疲れた場合は、帰りはロープウェイを利用することもできます。
弥山の隠れたおすすめスポット① 駒ヶ林(こまがばやし)
山頂は巨大な平らな岩でできていて西側は絶壁です。
瀬戸内海の島々や弥山を眺めることができる隠れた絶景スポットです。
実は駒ヶ林はかつて厳島合戦の古戦場でした。
弥山の隠れたおすすめスポット② 万病に効くと伝わる霊水
弥山山頂にある霊火堂は、弘法大師空海が修験道の行場を開いた際に焚いた護摩の火が1200年以上燃え続けているとされる場所です。この火は「消えずの火」と呼ばれ、その火で沸かしたお湯は「霊水」として、飲むことで万病に効くとされています。
その他にも、弥山にはたくさんの見どころがあります!
奇跡の自然 弥山の奇岩 | 宮島ロープウェー (miyajima-ropeway.info)
弥山登山の注意点
・大聖院コースから紅葉谷コースをすべて歩いて登山すると4時間ほどかかります。
万全の体調で登りましょう。
・お手洗いがほとんどありません。登山前に必ずお手洗いを済ませましょう。
・大聖院コースから登った場合、自動販売機がありません。飲み物を持参しましょう。
・できればトレッキングシューズやトレッキングポールを持参しましょう。
滑りやすいところもたくさんあります。特にくだりでは足に負担がかかります。
当館はもみじ谷公園の中にございますので、紅葉谷コースからの下山後にすぐに休憩していただけます。
(※チェックインは15時からです)ご宿泊者様は天然温泉で疲れを癒していただけます。
【過去のおすすめ関連記事】