広島にはとびっきり元気がでるグルメがあることを、皆様ご存じですよね?
筆者はもともとお好み焼きが好きなのですが、今までは「関西風」しか食べたことがありませんでした。
~広島風~
そして広島県人は鉄板の上のお好み焼きをヘラで切り分けて、箸で食べるのではなくそのままヘラで食べるのが当たり前のようなマナーになっています。
せっかくご縁あって宮島に訪れているのだから、もっと広島のことを知りたいのです。
その中のひとつに「お好み村」というビルに訪れたことがあります。4階建てのビル一帯がお好み焼き屋さん!!それぞれのお店がビルの中に立ち並ぶ姿は、アミューズメントパークのように見えました。
メニューを見たら、そのお店の個性が現れますね。焼きそばを選ぶ方が多いかもしれませんが、筆者はうどんが好みです。皆様はどちら派ですか?
そもそもお好み焼きは戦後の復興時、物資不足でも鉄板1枚あれば調理できる料理として発達しました。当時広島は鉄を扱う町工場が多く、鉄板が比較的容易に手に入りやすい環境もあったことがその要因であったともいわれています。戦後すぐの頃は米軍が配給していたメリケン粉(小麦粉)を水で溶いて薄く延ばして焼いた皮の上にネギを刻んだものだけを乗せたいわゆる「一銭洋食」だったようです。
次第に物流が復興してくるとそこに麺やキャベツを加えていき、広島風の原型が出来上がっていきました。
本当に沢山の数がある広島のお好み焼き屋さん、どちらにいかれても美味しいと思います。広島にお越しになったら”通”ぶってヘラで召し上がってみてください。
是非、お気に入りのお店を見つけてくださいね。
【参考HP】