管弦と芍薬のつぼみ
- 2024年05月10日
- ブログ
今日、岩惣のまわりは溢れんばかりの青紅葉で輝いていました。
青い紅葉が重なり合って、もっと濃い緑になっていたり、隙間から光がキラキラ差し込んでいたり・・・
こういった日々違う自然の美しさを体感できるのは、やはり、宮島ならではです。
まだ宮島にいらしたことがない方には、是非、この自然美をご覧いただきたいです。
自然美に人の手を加えてより美しく輝くのは、生け花ではないでしょうか。
弊館には定期的にお花の先生がお越しになって、館内のあらゆるところに可憐な作品達を作ってくださいます。
筆者はそれらを見るのが大好きです。
今、本館の前に飾っている大きな作品には「百合」「向日葵」がふんだんに使われています。
皆様は「百合」の花の香がお好きですか?とってもいい香りですよね。
この香りで本館にいらっしゃるお客様をお迎えいたします。
さて、弊館の大広間「管弦」がございます。
こちらはご存じの通り、G7広島サミット2023年 ワーキングディナーが開催された場所です。
「管弦」の前には大きなラウンジがあるのですが、そちらでも綺麗な生花の作品があります。
こちらは今「芍薬のつぼみ」が大変愛らしい姿で、すっと生けられています。
芍薬はお花が咲くのが難しいのですが、何本かは咲きそうです!!
先生の水揚げの仕方がお上手だからだと思うのですが、ラウンジの前を通るたびに、
「あれ?さっきよりも開いた!」と花の違う顔に驚かされます。
お花は咲いても蕾のままでも、どちらでも美しいものです。
弊館は至る所に「美」が感じられる旅館です。
是非とも実際にいらして美しいお花の作品をご堪能ください。